『日本人の実地臨床におけるエゼチミブの有用性を検証する』という企画で、座談会が行われました。その記事が2月25日のメディカルトリビューンに掲載されましたので、ご紹介します。群馬大学循環器内科の倉林正彦教授の司会の下に、日本大学医学部循環器内科平山篤志教授、京都大学医学部新井秀典教授と私の4人で座談会が行われました。
私は、名古屋在住の開業医の先生方と共同研究したFujita Ezetimibe Study Assemblie(FESTA)の結果についてご紹介し、コレステロールの吸収阻害についてディスカッションしました。近年、日本人、特に若い人たちのコレステロールの摂取量が急増しており、心血管疾患の発症が増加するのではないかと懸念されています。今後は、大人だけでなく子供たちにも、生活習慣の是正の重要性について、伝えてゆく必要があると感じています。