5月20日松阪フレックスホテルにて平成22年度第4回松坂地区医師会臨床談話会が開催されました。松阪済生会病院副院長の保田憲基先生の座長の下で『高血圧から慢性心不全』~β遮断薬を使い分ける~の演題で講演をさせていただきました。40名以上の先生方が集まられ、高血圧、心不全の予防、治療などに関して活発なディスカッションをすることができました。日本では、高血圧、心筋梗塞後にβ遮断薬を投与する機会がとても少なく、海外の先生方は驚かれるそうです。β遮断薬は、予後改善、イベント抑制効果が高い薬ですので、我が国でももっと使用されるべき薬剤であると感じています。今後も各地の実地医家の先生方と、臨床に則した勉強会をしてゆきたいと思っています。