平成30年3月17日に名古屋市にて『脂質異常症を究める会』が開催されました。この会には、名古屋市内および名古屋市近郊でご開業されている先生と病院勤務の先生方がご参加され、レベルの高いディスカッションが展開されました。最近はメタボリックシンドロームの増加に伴い、LDLだけでなくTGが高値で、HDLが低値の患者さんが増加しています。これらの症例の管理は、スタチンだけでは不十分な場合が多いと感じています。現在、脂質異常症の管理には、スタチンだけでなく、エゼチミブ、PCSK9抗体、EPA/DHA製剤など様々な薬剤が用いられています。これらかは、患者さん一人ひとりの病態に合わせて、治療薬を選択する時代になってと感じています。
脂質異常症を究める会
座長:名古屋市立大学大学院心臓・腎臓・高血圧内科学教授 大手信之先生
特別講演
演者:平光ハートクリニック 平光伸也
『現代人にマッチした脂質治療戦略~ゼチーアの有用性を含めて~』
Discussion
司会:名古屋市立大学大学院心臓・腎臓・高血圧内科学教授 大手信之先生
コメンテーター:平光ハートクリニック 平光伸也
『積極的なLDLーC低下療法と管理目標値達成のために』