平光ハートクリニック

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名古屋市南区にある循環器内科・内科・小児科の平光ハートクリニック
真心のこもったハートフルな医療を提供します

平光ハートクリニック 院長 平光伸也のブログ  hiramitsu.exblog.jp

微量アルブミン尿の重要性

高血圧、脂質異常症、糖尿病などが心血管イベントの原因となることは以前から注目されています。最近これらの疾患から心血管イベントを生じる過程で、慢性腎臓病(CKD)を合併する例が多いことがわかってきました。腎機能の評価には、血清クレアチニン値を用いますが、尿タンパクも重要な所見であり、特に尿試験紙で検出できない微量な尿中のアルブミン(微量アルブミン尿)が大切であるといわれています。微量アルブミンが認められると、心血管イベントのリスクが3倍になるといわれていますが、本検査は糖尿病性腎症の疑いの患者様にしか保険適応が認められていないため、臨床の現場ではほとんど施行されていません。当クリニックでは高血圧患者様すべてに微量アルブミン検出用の試験紙(クリニテック:シーメンス社)を用いて、スクリーニング検査を行っています。その結果、高血圧患者様の30%以上に、糖尿病合併高血圧患者様の50%以上に微量アルブミンが検出されました。想像異常に高頻度でした。これらの患者様はハイリスクですので、さらに厳重な血圧管理を行っています。本検査はとても重要な検査ですので、早く保険で適応が収載されることを願っています。
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# by hiramitsu-hc | 2010-10-14 08:13 | 診療のご案内 | Comments(0)

第11回TOPICS

10月1日名古屋東急ホテルにて第11回TOPICSが開催されました。この研究会は、名古屋大学、愛知医科大学の若手循環器の先生方が集まられて、1年に2回開催されています。勉強熱心な中堅の先生から研修医の先生まで若い先生が沢山集まられ、とてもいい雰囲気で研究会が開催されていました。
今回私は、『心血管イベントの抑制を考慮して高圧薬を選択するーDRIの有用性を含めてー』の演題で、講演をさせていただきました。昨年10月に発売された直接的レニン阻害薬アリスキレン(ラジレス)は、久しぶりに登場した新しい機序の降圧薬で、その効果が期待されています。我々の臨床研究チームが行った研究でもラジレスはとても良い降圧効果を示しただけでなく、尿中アルブミンの排泄量の低下、血漿アルドステロン値の低下、BNPの低下、HOMARの低下などの降圧効果以外の付加価値が確認されました。本剤は、今後第一選択の降圧薬として、多剤無効例への追加薬として、広く使用されると考えています。
# by hiramitsu-hc | 2010-10-02 09:23 | 診療のご案内 | Comments(0)

大学病院とクリニックを結ぶ臨床研究

大学病院とクリニックを結ぶ臨床研究
 私たちは、4年前から藤田保健衛生大学循環器内科 尾崎行男教授、藤田保健衛生大学病院臨床検査部 石井潤一教授のご指導の下で、大学病院とクリニックを結ぶ臨床研究を行ってきました。我が国では、発売1年未満の新薬は全て2週間しか投薬することができず、大学病院ではほとんど処方できないのが現状です。しかしクリニックでは2週間に1度来院される患者様が多いので、新薬が処方しやすい環境にあります。この点に注目し、開業医が中心となって新薬を用いた研究を始めました。保険診療では測定できない検査項目については大学で行っていただき、新しい視点で研究を行っています。現在までに、エゼチミブ(ゼチーア)、イルベサルタン(アバプロ、イルベタン)、アリスキレン(ラジレス)、シタグリプチン(ジャヌビア、グラクティブ)を用いた研究を行ってきました。研究結果は、国内での学会、和文論文、英文論文にて発表しています。これからの時代は、我々開業医も通常の日常臨床だけでなく、大学病院と協力して臨床研究をしたり、学会発表や論文作成をすることにより、新しい知識をどんどん取り入れていかなければならない時代になったと感じています。
 9月27日に、名古屋のホテルで臨床研究の検討会が行われました。10名の先生が集まられ、現在の臨床研究データの解析、今後の学会発表の打ち合わせや、今後の研究課題などについて検討されました。興味深い意見が沢山出され、実りある検討会となりました。これからもこのチームで研究を続けて生きたいと考えています。

研究チームのメンバー
藤田保健衛生大学循環器内科 尾崎行男教授、他
藤田保健衛生大学病院臨床検査部 石井潤一教授、他
いしぐろクリニック 石黒良明先生
松山医院 松山裕宇先生(緑区)
平光ハートクリニック 平光伸也(南区)
やまだクリニック 山田健二先生(中区)
加藤医院 加藤千雄先生(西区)
野場医院 野場万司先生(豊田市)
植村循環器科・内科 植村晃久先生(豊明市)
松原内科医院 松原由朗先生(南区)
名古屋循環器科・内科 吉田 哲先生(中村区)
可児医院 可児 篤先生(瑞穂区)
加藤内科クリニック 加藤久視先生(東区)
長谷川内科 長谷川和生先生(守山区)
松原クリニック 松原史朗先生(春日井市)
内山クリニック 内山達司先生(知多市)

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# by hiramitsu-hc | 2010-09-28 10:58 | 講演の案内 | Comments(0)

寿司かねさか(銀座)

銀座の資生堂パーラーの近くに寿司かねさかはあります。ビルB1Fの落ち着いた佇まいで、カウンターがメインのこじんまりしたお店です。ミシュランのガイドブックで二つ星★★を獲得しており、大変な人気店です。私は日曜日のお昼にうかがいましたが、次から次へとお客さんがみえるため、お昼と夕方の営業時間が途切れなく続いていました。お寿司は、生粋の江戸前寿司で、きっちりと仕事されたネタと小ぶりのシャリで握られた寿司が一貫づつ出されます。どのネタも新鮮な上物で、素晴らしい味わいでした。特にエビは素晴らしく、茹でたての車えびに芝エビのすり身を入れて握ってありますが、ぷりぷりのエビと柔らかいすり身の食感が最高でした。また旬のアナゴは、塩味とたれの味と2種類出されましたが、どちらも外がカリカリ中がふわふわでとても美味しくいただけました。是非また訪れたいお店です。
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# by hiramitsu-hc | 2010-09-20 17:39 | グルメなお話 | Comments(0)

青山(せいざん)銀座

銀座2丁目、メルサの裏あたりに日本料理青山(せいざん)はあります。お店はごく普通の小料理屋さんですが、ワインのセレクションは必見の価値があります。またその値段の安さに驚かされてしまいます。ご主人は和食の板前さんでありながらワインに精通しておられ、30年近く和食とワインのマリアージュについて研究してみえた方だそうです。貯蔵ワインはなんと2万本。その中から飲み頃になったワインのみをリストオンして、提供してみえます。当日は、フェブレーのコルンシャルルマーニュ2004年、作り手は忘れてしまいましたが、ロマネサンビヴァン、テルトルルートブッフ1986年の3本をいただきました。どのワインもジャストな飲み頃で、和食にぴったりの状態でした。またお値段もとてもリーズナブルで本当に驚きました。今回は、カレスサッポロの佐久間一郎先生にご招待していただき、順天堂大学循環器内科島田和典准教授とご一緒にとても楽しい時間を過ごすことができました。銀座に伺ったときは、また是非訪れたいお店です。
# by hiramitsu-hc | 2010-09-18 23:12 | グルメなお話 | Comments(0)

ゼチーア発売3周年記念講演会

9月18日に海兵幕張にてゼチーア発売3周年記念講演会が開催されました。講演1では、千葉大学循環器内科の高野先生の座長で、順天堂大学浦安病院の加藤洋一准教授がゼチーアの多面的効果について、講演されました。講演2では、私が千葉大学内分泌内科横手幸太郎教授の座長で、脂質異常症のテーラーメード治療の講演を行いました。とても立派な講演会で、脂質異常症の治療や、食後高脂血症について、多くのご質問をいただき、有意義なディスカッションをすることができました。
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# by hiramitsu-hc | 2010-09-18 23:00 | 講演の案内 | Comments(0)

ラジレス錠発売1周年記念講演会

9月9日に名古屋ヒルトンホテルにて、ラジレス錠発売1周年記念講演会が開催されました。直接的レニン阻害薬アリスキレン(ラジレス)は、10余年ぶりに上市された全く新しい機序の降圧薬です。本剤は、レニンアンジオテンシン系の最上流のレニンを直接阻害する作用を持っており、今までの降圧薬にない作用を有している可能性があるため、大変注目されています。今回も270名の方が出席され、盛大な講演会でした。私は、名古屋市近郊でご開業の先生方と共同研究(FOCAL study)の結果をご報告しました。ラジレスは、単剤投与でも他剤との併用でもシャープな降圧効果を示します。また、微量アルブミン尿を減少し、BNPやHOMA-IRも改善することが分かりました。今後は、降圧薬にはラジレスのように降圧効果以外の付加価値が求められる時代になったと感じます。

Opening Remarks 
名古屋大学大学院医学系研究科 腎臓内科 松尾清一 教授
Lecture 1
 座長 名古屋市立大学大学院医学研究科心臓・腎高血圧内科学 大手信之 教授
 演者 平光ハートクリニック 平光伸也
『高血圧患者に対するDRI・ラジレスの有用性~RAA系・耐糖能に及ぼす影響を含めて~』
Lecture 2
 座長 藤田保健衛生大学腎臓内科 湯澤由紀夫 教授
 演者 名古屋大学大学院医学研究科 腎臓内科学 今井圓裕 准教授
 『DRIはGFRを低下させずに腎保護効果を有する』
Lecture 3
 座長 名古屋大学大学院医学研究科 循環器内科学 室原豊明 教授
 演者 慶應義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科 伊藤 裕 教授
 『メタボリックドミノ医療の近未来―レニン・アンジオテンシン系阻害の展望』
Closing Remarks
 愛知医科大学 循環器内科 伊藤隆之 教授

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# by hiramitsu-hc | 2010-09-09 23:25 | 講演の案内 | Comments(0)

コレステロールアドバイザリーパネル

9月4日、名古屋観光ホテルにて、コレステロールアドバイザリーパネルが開催されました。今回は、津島市のはせがわ外科院長の長谷川 満先生に司会していただき、『脂質異常症のテーラーメード治療』の講演をさせていただきました。今回は、20名近い先生が集まられ、3つのグループに分かれて治療戦略について、ディスカッションされました。様々なご質問をいただき、和気藹々とした研究会でした。
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# by hiramitsu-hc | 2010-09-04 22:02 | 講演の案内 | Comments(0)
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