2023年3月30日に中部地方の先生に向けて『Cardiology GLP-1 Virtual Symposium』が配信されました。最近の糖尿病患者さんは、メタボリックシンドロームがベースにある太った患者さんが多くなっています。これらの患者さんは、インスリンの分泌が不足しているわけではなく、インスリン抵抗性の亢進が病態の本体です。このような患者さんには、SGLT2阻害薬とGLP-1製剤の併用が大変効果的であると考えています。今回の講演では、カナグリフロジンにリベルサスを追加した際のデータをもとに、現代人にマッチした糖尿病治療について、講演させていただきました。
今回は、名大や陶生病院の先生方にも拝聴していただきました。公立陶生病院循環器内科の平光俊貴先生から心不全患者さんに対するリベルサスの投与法についてもご質問をいただきました。
Cardiology GLP-1 Virtual Symposium
演者:平光ハートクリニック 平光伸也
『心血管イベントの抑制を目指した糖尿病治療~セマグルチドの有用性を含めて~』
