2023年3月24日に岡山県から中国四国地方に向けて『明日から使えるかかりつけ医のためのCKDセミナー~慢性腎臓病の進行を防ぐために~』が配信されました。糖尿病は心血管イベントの重要な危険因子ですが、慢性腎臓病を合併すると予後が悪くなります。またアルブミン尿が出始めると、さらに予後が悪くなります。このアルブミン尿を減らす薬剤は、ACE阻害薬とARBくらいしかありませんでしたが、最近の研究からSGLT2阻害薬が有用出ることが証明されました。さらに昨年MRAで初めてフィネレノンが、2型糖尿病を合併した慢性腎臓病の保険適応を取得し、様々な薬剤を使用できる時代となってきました。今回は、糖尿病治療におけるアルブミン尿の重要性について、ご紹介させていただきました。
明日から使えるかかりつけ医のためのCKDセミナー~慢性腎臓病の進行を防ぐために~
座長:医療法人和陽会むらかみクリニック院長まび記念病院理事長 村上和春先生
演者:平光ハートクリニック 平光伸也
『2型糖尿病を合併した慢性腎臓病の治療~ェレンディアに期待すること~』

