2023年2月8日に八戸市にて『第659回八戸胸部疾患懇話会』が開催されました。心疾患、特に高血圧と心不全は、腎機能の影響を大きく受けます。心不全に腎機能低下を合併すると治療が難しくなり、予後も不良となります。さらに貧血を合併すると、いわゆるCardio Renal Anemia Syndromeとなり、最も予後が悪いグループと位置付けられています。さらに最近では、鉄欠乏の重要性が注目されるようになっています。今回の講演では、心疾患の治療における、腎機能と貧血の重要性について、講演させていただきました。
第659回八戸胸部疾患懇話会
特別講演
座長:はるみ眼科・循環器内科クリニック院長 向井田晴海先生
演者:平光ハートクリニック 平光伸也
『心疾患治療における腎機能・貧血の重要性』

