2022年5月30日に、東京、名古屋、神戸、熊本を結んで、『ベリキューボ座談会 心不全のアンメッドメディカルユースとVICTRIA試験~心不全再入院編~』がWEBで開催されました。最近2年間で心不全の新しいお薬が多数上市されました。最後に登場したのが、可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化してC-GMPを増加させるベリイシグアト(ベリキューボ)です。私もまだ数例しか処方経験がありませんが、心不全入院を繰り返すような症例には、有用な薬剤として期待されています。今回は神戸大学循環器内科の田中先生と、済生会隈本病院の坂本先生をお招きして、心不全の現状とアンメットニーズを解説いただき、心不全の再入院の予防について、座談会を開催しました。両先生とも多数の重症右心不全を治療されているエキスパートであられるため、大変貴重はお話が伺えました。またベリキューボのポジショニングについても、理解が深まりました。