令和元年5月18日に、当クリニックにて『第4回ワインを飲みながら心不全を語る会』を開催しました。この会は、名古屋大学、名古屋市立大学、愛知医科大学、藤田保健衛生大学で心不全を研究してみえる若手医師が集まり、重症な心不全患者の病態や治療方針について、深いディスカッションを行う目的で開催しています。今年も昨年に続いて尼崎中央病院の安村良男先生が、コメンテーターとして参加してくださいました。安村先生は、私が最も信頼している心不全の臨床家で、現在でもバリバリの現役で、受賞心不全患者さんの治療に従事されています。私たちの試みに対して同意していただき、わざわざ大阪からお越しいただきました。今回は、僧帽弁閉鎖不全症、Fabry病、アミロイド―シスなどの症例が提示され、午後10時すぎまで熱いディスカッションが展開されました。若い先生方を拝見していると、中部地区の心不全治療は将来安泰であると感じました。これからも若い先生方が勉強できる機会を提供して行きたいと考えています。