平成28年12月9日に名古屋市にて『心不全病理学術講演会』が開催されました。タコツボがt心筋症は、日本で提唱された疾患で、今では心筋障害の一つの形として確立されています。最近では、タコツボ型症候群と呼ばれるようになっていますが、その発症の機序や治療法については、まだ不明な点が多い疾患です。今回は、タコツボ症候群の研究を続けてみえる聖マリアンナ大学の明石先生にお越しいただき、貴重なご講演を拝聴することができました。会場には病理の先生、愛知医大の先生方もご参加され、レベルの高い研究会となりました。
基調講演
座長:やまだクリニック院長 山田健二先生
演者:藤田保健衛生大学循環器内科客員教授 森本紳一郎
『たこつぼ型心筋症の病理組織所見:剖検心より得られた見解』
特別講演
座長:平光ハートクリニック 平光伸也
演者:聖マリアンナ医科大学循環器内科教授 明石 嘉浩先生
『たこつぼ症候群の発症機序』