ソーラー・インパルス２

ソーラー・インパルス２は、太陽光のみを動力源として世界一周飛行に挑んでいるプロペラ機です。このソーラー・インパルス２が6月１日深夜に県営名古屋空港に緊急着陸しました。南京からハワイまでの区間を無着陸で飛ぶ計画でしたが、太平洋上の天候不良のため予定を変更し、昨夜緊急着陸しました。今後は、数日間名古屋に滞在して、天候の回復を待ってハワイに向け飛び立つということです。
　飛行機好きの私は、ソーラー・インパルス２を一目見たくて、県営名古屋空港に伺いました。日頃は静かな空港ですが、報道陣と見物客で空港内は満員状態でした。展望台に登りましたが、ソーラー・インパルス２はるか遠いところに駐機されていたため、機体の全貌を見ることはできませんでした。翼の長さは７２メートルとジャンボジェットに近いお大きさですが、、重さはたった２・３トンしかありません。翼上部には１万７０００枚の太陽光パネルが貼り付けてあり、ソーラーパネルの厚みは髪の毛と同じだそうです。昼間発電した電力で、プロペラ４枚を回し、24時間連続で飛行することができます。次のフライトは、たった一人で5日間連続で飛行する予定です。天候が良くなり、無事にハワイに着陸できることを心からお祈りしています。

ずいぶん遠いところに駐機されていました。とにかく大きな翼でした。

NHKをはじめ各テレビ局のカメラマンが、出発するタイミングを狙って、待機していました。