平成25年7月10日に名古屋市にて、『Hyperuricemia Conference、高尿酸血症・通風治療の意義を考える』が開催されました。最近、高尿酸血症にj関する研究会が多くなってきましたが、今回も135名の先生が参加され、立派か血球会となりました。私たちが若い頃は、尿酸は、冠疾患のマイナーなリスクファクターであると習いました。しかし、最近では尿酸が血管内皮機能を悪化させたり、耐糖能を悪化させることが判明し、生活習慣病、心血管イベントのリスクファクターであるといわれるようになっています。また尿酸値はなかなか下げることができませんでしたが、2年前に上市されたフェブキソスタットは、強力に尿酸値を低下してくれます。本剤の登場により、高尿酸血症治療の新しい時代が来たとも言われています。今回は、この高尿酸血症について、様々な知見をご紹介いただき、とても勉強になりました。
Session Ⅰ
座長:名古屋大学大学院医学研究科循環器内科学講師 因田恭也先生
演者:江南厚生病院第二循環器内科部長 高田康信先生
『当院におけるフェブリクの使用経験』
演者:公立陶生病院循環器内科副院長 味岡正純先生
『当院循環器内科におけるフェブリク錠の使用経験』
演者:平光ハートクリニック 平光伸也
『フェブキソスタットの高尿船血症に対する有用性』
Session Ⅱ
座長:名古屋大学大学院医学研究科循環器内科学教授 室原豊明先生
演者:広島大学原爆放射線医科学研究所再生医科学研究部門
広島大学病院再生医学部 教授 東 幸仁 先生
『尿酸と血管内皮機能』





