愛知県医師会ICLS研修会

愛知県医師会では、名古屋で万博が開催された際に、会場で急変した方を救命できなければいけないという目的で、心肺蘇生法の講習会を始めました。その後、名古屋市立大学医学部にご協力頂き、臨床シュミレーションセンター多目的室で合計10回のICLS講習会を開催しています。今回、私も第10回の愛知県医師会ICLS研修会に参加させていただきました。朝７時50分の集合で、午後5時30分まで濃厚なスケジュールの講習会が開催されました。一宮医師会の野村先生や吉田病院院長の吉田先生が、インストラクターの資格を取られ、研修会の開催に協力してみえます。18名の受講者に対して20名以上のスタッフが参加されていました。始めに簡単な講義があり、午前中はBLSを、午後からはACLSをしっかり教えていただきました。私が最後に習ったのはACLS2005の内容でしたので、ずいぶん治療方針が変更されており、とても勉強になりました。日頃から、迅速な治療ができると思っていましたが、実際にシュミレーションに参加してみると、何もできない自分に愕然とさせられました。今後は、定期的にこのような研修会に参加して、研鑽を積んでゆく必要があると感じました。医師は、様々なジャンルで一生勉強を続けなけれなならない職業だと感じました。ご興味のある先生や看護師さんは、是非次回の愛知県医師会ICLS研修会に参加してみてください。