平光ハートクリニック

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名古屋市南区にある循環器内科・内科・小児科の平光ハートクリニック
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平光ハートクリニック 院長 平光伸也のブログ  hiramitsu.exblog.jp

フェブリク発売1周年記念講演会

平成24年5月19日に東京にて、『フェブリク発売1周年記念講演会』が開催されました。フェブキソスタットは、我が国で開発され、40年ぶりに登場した新しい尿酸生成抑制薬です。その尿酸低下効果はすばらしく、血清尿酸値を低下させるだけでなく、腎機能の温存、CKDの予防、メタボリックシンドローム関連因子の改善などの様々な付加価値が見出されています。今回は、フェブリク発売1周年の記念に合わせて、下記のような大勢の先生が講演された立派な研究会でした。3つのスクリーンを使った大きな会場でしたが、全国から500名以上の先生方が集まられ、盛大な研究会でした。私は一般講演で、名古屋市の開業医で行なったフェグリクの臨床研究の結果をご紹介させていただきました。今回の研究会では、色々勉強させていただきました。今後は、痛風予防のためだけに尿酸を下げるのではなく、生活習慣病の予防、心血管イベントの予防を目的として、高尿酸血症の治療行う時代が来るようです。

開会の辞:痛風財団理事長 鎌谷直之先生
SessionⅠ 高尿酸血症、痛風の治療指針とフェブリク開発の意義
基調講演『高尿酸血症、痛風の治療指針』
座長:兵庫医科大学内科学内分泌代謝内科教授 山本徹也先生
演者:東京女子医科大学付属膠原病痛風リウマチセンター所長 山中 寿先生
講演『フェブリクの使用経験』
座長:帝京大学医学部内科教授 藤森 新先生
1)腎機能例におけるフェブリクの有用性
演者:徳島大学病院腎臓内科講師 長井幸二郎先生
2)高血圧を合併した高尿酸血症におけるフェブリクの有用性
演者:平光ハートクリニック院長 平光伸也
セッションⅡ フェブリクおよび高尿酸血症、痛風の最新知見
特別講演
1)高尿酸血症と腎障害〜KDIGOの新分類を中心に〜
座長:東京慈恵医科大学腎臓高血圧内科教授 細谷龍男先生
演者:琉球大学医学部附属病院血液浄化療法部部長 井関郁敏先生
2)New findings of febuxostat from clinical studies in the US
座長:岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腎免疫内分泌代謝内科学教授 槙野博史先生
演者:Andrew Whelton 先生
3)高尿酸血症とメタボリックシンドローム
座長:大阪大学大学院医学系研究科内分泌代謝内科学教授 下村伊一郎先生
演者:琉球大学大学院医学研究科内分泌代謝膠原病内科学講座教授 益崎佑次先生
閉会の辞:住友病院院長 松澤佑次先生
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by hiramitsu-hc | 2012-05-19 23:18 | 講演の案内 | Comments(0)
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講演会のお知らせや、日々の思う事等を書いていきます。


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