平成24年1月29日大阪国際会議場にて、日本心エコー図学会第16回冬季講習会が開催されました。本会は、1年に一度全国から日本心エコー学会会員の先生方が、800名以上参加される盛大な講習会です。心エコーで有名な先生方が座長をされ、現場で活躍されている先生がたが、様々な演題で講演あるいは心エコーライブを行われます。とても勉強になる内容で、私も参加することを楽しみにしていました。今回は、総合病院における心エコー、Common diseaseに強くなる『主治医は何を知りたいか?:胸痛、脈不整、息切れ』の演題で、講演させていただきました。昨年、大阪大学医学部の中谷 敏教授より直接お電話をいただき、演者を引き受けさせていただきましたが、いざスライドを準備してみると、当たり前のことの羅列になってしまい、とてもインパクトのある講演はできそうにありませんでした。案の定、淡々と一般的な講演をするだけで終わってしまい、とても心残りでした。それでも1ヶ月以上かけて準備した内容だったので、精一杯講演しました。今後は、得意なジャンルだけでなく、広いジャンルの内容が網羅できるように努力しないといけないと感じました。