平光ハートクリニック

ブログトップ | ログイン
名古屋市南区にある循環器内科・内科・小児科の平光ハートクリニック
真心のこもったハートフルな医療を提供します

平光ハートクリニック 院長 平光伸也のブログ  hiramitsu.exblog.jp

第31回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会

 藤田保健衛生大学循環器内科の森本紳一郎教授が会長を努められる第31回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会が、10月21日、22日の2日間、名古屋駅前のウインク愛知で開催されました。全国から、呼吸器内科、循環器内科、眼科などサルコイドーシスに関係する科の専門医の先生方が200名近く集まられ、活発なディスカッションが繰り広げられました。特に22日のシンポジウム『サルコイドーシスをいかに診断するか?』は、ディスカッションが白熱しすぎて時間が大幅にオーバーしたため、一時中断、仕切り直しという異例の状態となりました。サルコイドーシスのように原因が未だ不明で、診断も難しい疾患は全国の先生方もとても興味があられるようで、深いディスカッションが行われました。私も大学在学中は、サルコイドーシスの症例にはとても難渋しました。早く、本症の原因が明らかとなり、予後が改善することを願っています。
 今回私は、ランチョンセミナー2で『長期予後を考慮して心不全を治療する~ANP,β遮断薬の使い方を含めて~』の演題で、講演させていただきました。心サルコイドーシスは、重症な心不全を生じますので、参加された先生方にも深く関係する病態であるとの考えで、森本教授から講演の依頼をいただきました。会場には、榊原記念病院(前慶応大学循環器内科准教授)の吉川 勉先生も参加されており、興味深いご質問をいただきました。先生は、私が長年目標としてきた心不全の大家であるため、とても光栄でした。
第31回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会_a0152501_105338.jpg
第31回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会_a0152501_1042834.jpg

by hiramitsu-hc | 2011-10-22 13:44 | 講演の案内 | Comments(0)
line

講演会のお知らせや、日々の思う事等を書いていきます。


by hiramitsu-hc
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite