平成24年10月29日に『第2回高血圧・糖尿病を考える会』が開催されました。糖尿病では、血圧を厳格にコントロールすることが、HbA1Cのコントロールと同等に心血管イベントを抑制すると考えられています。しかし、現実には糖尿病を合併した高血圧患者さんの血圧コントロールは極めて不良で、130/80mmHg未満に低下している症例は20%以下と考えられています。今回の研究会では、糖尿病を合併した高血圧患者の治療について、皆さんで検討会を開催しました。アジルサルタンの有用性や、実際の現場で注意するべき点などについて、しっかりディスカッションすることができました。
第2回高血圧・糖尿病を考える会
座長:藤田保健衛生大学臨床検査部教授 石井潤一先生
演者:平光ハートクリニック 平光伸也
『糖尿病合併高血圧患者に対するアジルサルタンの有用性』