フランスの3つ星レストラン、BERNARD LOISEAU
お料理は、アラカルトでいただきました。アミューズブッシュとカリフラワーの冷スープから始まり、前菜、メインといただきました。今年初物のセップ茸を使ったオードブルは、三種類の味が楽しめます。甘草をつったセップ茸のスープは、やはり全くミルクやバターは使われておらず、和食の松茸の土瓶蒸を想像するような味わいでした。フォアグラとセップ茸の料理もすばらしい味わいで、サシャーニュモンラッシェにもぴったりでした。手長えびに薄い和牛(本日のお肉はオーストラリア産だそうです)を巻いた1皿は、サフランの香りが漂う東洋風のテイストで、今までに味わったことのない世界を感じました。メイン料理では、ほろほろ鳥に驚きかされました。お肉は柔らかくあっさりした味わいですが、フォアグラのソテー(特大)とトリュフをたっぷり使ったジャガイモのピューレを合わせていただくと、最高の味わいでした。またワインもリーズナブルなお値段で、赤はジョルジョルーミエのモレサンドニ2007をいただきましたが、心地よい甘みの残るすばらしい味わいで、ほろほろ鳥にもぴったりでした。
またデザートも圧巻でした。ボリュームも大きく食べきれないかと思いましたが、意外にあっさりしておりぺろりといただけました。お腹がいっぱいになりましたが、胃がもたれることもなく翌日もすっきりしていました。これがベルナルドロワゾーの料理の特徴なのだなと感じました。それにしても3つ星レストランのレベルはすごいと思います。世界中で数十件しかないレストランのすばらしさを感じました。今回は学会の合間だったので日帰りで訪問しましたが、次回は是非ゆっくり滞在したいと思います。
Entrée
Queue de langoustine royale et bouf Wagyu au mazavarou, raviole aux herbs et consomme leger
Ceps bouchons du Morvan sur une croustille de pain patois au foir gras, quelques tetes emincees en salade d’herbes et bouillon au the fume
Poissons
Filet de rouget, son jus acidule au vinaigre de citron et legumes farcis en trois facons
Les Classiques de Bernard Loiseau
Blanc de volaille fermiere et foie gras poele a la puree de pomme de terre truffee
Les desserts de Benoit Charvet
La fraise des bois en fleur, raflaichie a la melisse et a la rhubarbe, sable croquant et graines de sesame
Carrousel de fraises et creme brule a la reglisse, parfait a la menthe et coulis au poivre du Sichuan