3月16日に千種区医師会館にて、学術講演会が開催されました。関東東北大震災の影響で、多くの講演会が中止されていますが、千種区はあえて決行されました。司会をされた高田善介先生は、冒頭で『非被災地では、こんな時こそ元気を出して勉強し、自分たちにできることをすべき』と考えます。』と述べられ、被災地のスライドなどを提示されて、自分たちにできることをしてゆきましょうと述べられました。会場では義援金も集められ、実りのある会になりました。今回講演を決行されたことは、私は勇気あるご英断であったと感じました。今後長期にわたって、被災地へのサポートが必要となります。我々も消極的になるだけではなく、元気を出して自分にできることをよく吟味して、長いサポートをしてゆく必要があると感じました。
私の講演は、『心血管イベントの抑制を考慮して高圧薬を選択する』との題名で、高血圧の治療について講演させていただきました。多くのご質問をいただき、私もとても勉強になりました。