5月18日、愛知県歯科医師会館で行われた愛知県立高等学校学校保健総会で、『子供たちの30年後の健康を考える』という演題で講演をさせていただきました。愛知県立高等学校の、校長先生、教頭先生、養護教諭の先生などが200名近く集まられ、熱心に講演を聴いていただました。最近の日本人の食生活はすっかり欧米化しており、子供たちのコレステロール摂取量は、アメリカの子供たちの倍近くまで増加しています。このままでは30年間に心筋梗塞や脳梗塞などの疾患が急増する可能性があります。これらの疾患を減らすためには、子供たちに対して食生活に関する教育を徹底することが大切であると感じています。我が国でもすでに様々な教育が行われていると思いますが、今後更に教育を充実し、大切な子供たちが生活習慣病に罹らないように、指導する必要があると感じています。今後も愛知県の職員の方々と協力して、子供たちの食生活の改善を目指した活動をしてゆきたいと思っています。