循環器シンポジウム
慢性心不全の病態、治療などに加え、今後期待される国内での心臓移植、人工心臓の永久治療に関係する心不全患者の疫学データについてもお話しました。講演2では、堀 正二先生の司会の下で、自治医科大学さいたま医療センターの百村伸一教授から『慢性期を考慮した急性心不全治療』の演題で講演していただきました。心不全の急性期から遠隔期の予後を意識して治療すべきであり、心不全発症予防のコツについても最新のデータを交えて、分かりやすく説明していただけました。会場には、循環器専門医が大勢参加され、活発なディスカッションが繰り広げられました。とても有意義な時間を過ごすことができました。